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アウトプット学習法をするときのポイント〜vol.38〜

アウトプット学習法とは子別指導塾つなぐで徹底して行なっている勉強方法です。

この勉強方法は簡単に言うと答えの理由を説明する勉強方法です。

生徒が本当に理解できているかは、問題を解くだけでは測れませんし、人に説明できて初めて理解できているということになると考えているからです。またアメリカのNational Training Laboratoriesの研究結果でも受動的な勉強(授業を受けるなど)よりも積極的な勉強(問題を解く、人に教える、説明するなど)の方が定着率が3倍以上の効果があると言うことが明らかになっています。

私はこれをぜひ各ご家庭でも取り組んでいただきたいと思っています。(ただし反抗期などの場合は無理にやらない方がいいと思います。余計に勉強意欲がなくなるケースが多いです)

ご家庭で実施する際の流れは以下のような感じでいいと思います。

 

① 勉強する内容のポイントとなる部分を覚えているか?クイズを出して、お子さんに答えてもらう。

ポイントとなる部分は学校のワークや教科書のまとめページの赤字や太字のところで大丈夫です。

 

②一通り①が終わったら、お子さんが対応する問題の演習を行う。

 

③一通り②が終わったら、解いた問題の答えの理由をお子さんに説明してもらう。

正解している問題と間違えたけど回答解説を見たら理解できた問題についてやってもらう。

 

④回答解説を見てもお子さんが理解できない問題で保護者の方がお子さんに説明して、お子さんが理解したと言った場合は、本当に理解できているかお子さんに説明させてみる。

 

流れとしては以上ですが、ここでとっても大切なことが楽しくやることして承認することです。

保護者の方もクイズだと思ってやっていきましょう!

そして、お子さんが答えられなかったりうまく説明できない時も答えようと頑張ったことや説明しようと頑張ったことをまず承認(ねぎらったり、褒めたり)してから、理解できていないところ、覚えていないところを確認していきましょう。

このアウトプット学習法は一歩間違えると”尋問”のようになってしまいます(笑汗)

 

保護者の方も、お子さんもどちらもクイズ番組のように楽しくできるようにできると最高です^^

"失敗してもいいよ。またやってできるようになればいい。”そう言う気持ちでやっていくと効果絶大です。ぜひ試してみてください^^